2年連続世界幸福度ランキングNo.1

Tervetuloa(ようこそ)

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4月1日に新元号の発表がありました。『令和(Reiwa)』響きが好きです。こちらにいると使うことなさそうです。ちょっと使ってみたい。新しいこと、ものを知るって自然と笑顔になります。素晴らしいです

既に2週間前の事ですが国連幸福デーの3月20日に2019年度世界幸福度ランキングが発表されました。ご存知の方も多いかもしれませんが現在私が住んでいるフィンランドが2年連続1位でした。おめでとうございます。住んでいる者として嬉しい報告です。実は、その国内に暮らす移民の幸福度ランキングもあるんです。そちらも1位。誇らしいです

ではでは、私が住み始めて約1年9ヶ月何がどう幸福と感じるのか今日は、書き出して見たいと思います。今まで更新したブログのまとめになる予感はしていますが早速!

やはり書きたいのは、お休みの取得です。と言うか取り方と考え方ですかね。これを読んで頂くだけでも羨ましいと思うかも。学校に通う子供たちには約2ヶ月半、働く大人たちには、連続4週間の夏休み(2週間ずつ分ける人もいますが連続である事が大切)法律で決まっています。さらにスキー休暇と言われる冬の1週間休暇。子供達は、宿題もないので自由に時間を使えます。大人たちは、全社員が4週間の夏休みを取得するために上司たちが本気で会議します。ですので休暇を取るフィンランド人も本気で楽しみます。主人の会社の同僚に夏休みは?と聞いたら『ここより(今住んでいるところ)更に森の中で過ごすよ。静かなところに行きたい』え?自分で言うのも何ですが私が今住んでいる町は、十分に森と湖に囲まれていますし、家の中にいると『しーーーーーん』って音が聞こえてきそうなほど静寂に包まれております。この国にきて物欲が無くなるわけだ。大人も子供も自然との楽しみ方を知っています。本能で生きています

お休みでもう一つ忘れてはいけないのが産休です。男性も取得する事が当たり前です。この国は、世界で唯一お父さんがお母さんより子供といる時間が多いそうです。それは、目の当たりにしています。ベビーカーを押して散歩、スーパーでの買い物。男性化粧室にも授乳室が備え付けてあったりします

その他、残業は基本ゼロ。家族も含め、人と過ごす時間をとても大事にされます。福祉の充実などありますがその代わりに消費税は、14~24%。収入の約半分は、福祉や将来のために差し引かれます。日本とほぼ同じ国土面積を持ちながら人口約560万人(日本約1億2600万人)で国を支えなくてはいけません。ですので国民全員で支えています

それを多くの人は、当たり前とし、自慢せず、どちらかというと泰然に生きていると感じます。自分の時間を大事にしなくてはいけないと実感する毎日です

  Kiitos(毎週火or水曜更新予定)

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